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資産形成

インデックス投資を始めた子育て世代が語る安心の理由

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子育てに住宅ローン、そして教育費。
毎月の支出に追われて、将来の貯金が後回しになっていました。

このままでは不安だけが積み重なる。そう感じて私が選んだのがインデックス投資です。
派手さはないけれど、インデックス投資を始めた、子育て世代の私にとっては、一番現実的な方法でした。

この記事では、私がインデックス投資を安心して始めた理由をお伝えします。

私がインデックス投資を始める前の状況

子育て世代ならではのお金の悩み(老後・教育費・住宅ローン)

子どもが生まれてから、私の頭の中は常にお金のことばかりでした。
教育費はどれくらいかかるのか、住宅ローンは最後まで払いきれるのか、そして自分たちの老後資金はどうするのか。
日々の生活費に追われながらも、将来の不安が頭から離れない。これが、まさに子育て世代ならではのリアルな悩みでした。

家計管理をしていなかった過去

そんな不安を抱えていながらも、私は正直、家計管理をきちんとしていませんでした。
なんとなくお金を使って、なんとなく貯まっている。けれど、本当に必要な教育費や老後資金に対して、今の支出が適切なのかどうか全く見えていなかったんです。
振り返ると、「見て見ぬふり」をしていた状態だったと思います。

キャッシュレス管理に切り替えた今のスタイル

そんな中で、キャッシュレス決済が日常になってから少しずつ状況が変わりました。
クレジットカードやスマホ決済を中心に使うことで、携帯アプリ上で支出の詳細をすぐに確認できるようになったのです。
現金で支払った分もレシートを写真に撮って記録する習慣を取り入れたことで、家計の流れを数字で“見える化”できるようになりました。
ここで初めて、「このままでは将来が不安だ」という感覚が、具体的な数字として自分に迫ってきたのです。

インデックス投資と出会ったきっかけ

投資に対する最初の不安と抵抗感

正直、最初は投資そのものに強い抵抗感がありました。
投資=ギャンブルのようなもの」というイメージがあって、子育て世代の限られた貯金を危険にさらすわけにはいかないと思っていたからです。
個別株やFX、仮想通貨に手を出して失敗した経験もあり、「やっぱり投資は難しい」と感じていました。

そんなときに出会ったのが、一冊の本でした。

参考になった一冊「敗者のゲーム」

私の考えを大きく変えてくれたのが、チャールズ・エリス氏の著書『敗者のゲーム』です。
この本には「インデックス・ファンドを買って所有し続け、経済成長を持つことが、投資の正攻法だ」と書かれていました。
そのシンプルで揺るぎない考え方は、数々の失敗を経験してきた私に強く響きました。

もしこれから投資を始めるなら、一度手に取って読んでみてほしい一冊です。

過去チャートが教えてくれた15年投資の安心感

さらに調べてみると、過去のデータがその考え方を裏付けていました。
S&P500などの代表的な指数は、15年以上の長期で保有するとほぼプラスのリターンになっている。
「長期で持ち続けるだけでいい」というシンプルさに、ようやく自分でも続けられる投資があると気づいたのです。

インデックス投資を始めた理由

個別株・FX・仮想通貨での失敗経験

私がインデックス投資を選んだ一番の理由は、過去の失敗でした。
個別株は銘柄選びに失敗し、気づけば大きな含み損。
FXではレバレッジをかけて一夜で資金が減り、仮想通貨でもブームに流されて損失を出しました。
投資は難しい。素人が勝とうとするのは無理なんじゃないか」そう痛感したからこそ、幅広い銘柄に分散できるインデックス投資に魅力を感じたのです。

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手間暇かからず値動きを気にしなくていい

インデックス投資の大きな特徴は、ほったらかしでいいこと。
毎月自動で積み立てる設定をしておけば、忙しい子育て世代でも無理なく続けられます。
短期の値動きをいちいち確認する必要がないので、ストレスもなく、今までは投資で使ってた時間を、副業や家族との生活にあてられるようになりました。

子育て世代に合った投資スタイル,

子どもが小さいと、どうしても将来に対する漠然とした不安がつきまといます。
でも、インデックス投資は「今すぐ大きな成果」を狙うのではなく、「長い時間を味方にする」仕組み。
教育費や老後資金を少しずつ積み立てていける点で、子育て世代にとても合った投資だと感じました。

お金に対する漠然とした不安が薄れた

インデックス投資を始めてから一番大きく変わったのは、将来に対する漠然とした不安が薄れたことです。
教育費や老後資金といった大きなテーマも、「毎月少しずつ積み立てている」という事実が、自分の安心材料になりました。
完璧に準備できているわけではないけれど、「やるべきことをやっている」という感覚は、心をぐっと楽にしてくれます。

値動きを気にしなくなったことでストレス減

以前は個別株を持っていたとき、毎日のように株価をチェックしては一喜一憂していました。
でも今は、短期の値動きは気にせずにほったらかし。
むしろ「値下がりしても安く買える」と前向きに考えられるようになり、投資に対するストレスが激減しました。

家計管理や副業に時間を回せるように

投資のために個別株や仮想通貨の勉強をしていた頃は、時間も労力もかかっていました。
しかしインデックス投資に切り替えてからは、勉強に時間をかける必要がなくなり、その分を副業や家計管理に回せています。
家計を見直して程よい節約を始めたことも、資産形成の大きなプラスになりました。

精神的にも生活的にも「ちょうどいい距離感」

まだ始めたばかりなので資産が大きく増えた実感はありません。
それでも、毎月積み立てを続ける中で「自分も将来に向けて準備できている」という安心感は確実に育っています。
投資と生活の距離感がちょうどよく、気づけば“投資に振り回される生活”から解放されていました。

子育て世代がインデックス投資を続けるための工夫

無理のない金額でスタートする

インデックス投資を始めるときに意識したのは「無理をしない金額」であること。
家計に余裕がなくても、まずは毎月数千円からでもいい。
子育て世代にとって大切なのは「続けられるかどうか」であり、大きな金額を投じるよりも習慣化することの方が圧倒的に重要です。

キャッシュレス管理で支出を把握する

我が家では、日々の支出の7割をキャッシュレスにしています。
そのため明細をスマホで確認するだけで家計の流れを把握でき、投資にまわせる金額も自然と見えてきます。
現金支出はレシートを写真に撮って残すようにしており、細かい家計簿をつけなくても支出の全体像がわかります。

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短期の値動きに惑わされない工夫

投資を続ける中で、一番やってはいけないことは、相場の下落で不安になってやめてしまうことです。
その対策として、私は普段から株価や為替のニュースをあえて見すぎないようにしています。
また「下がったときこそ安く買えるチャンス」と言い聞かせることで、積み立てを止めないようにしています。

家族と共有して安心感を持つ

投資のことを配偶者や家族に共有しておくのも大切な工夫です。
「毎月このくらいを積み立てている」「このくらいの期間続ければ資産が育つ」という話をしておくことで、投資がギャンブルではなく“家族の未来の準備”だと理解してもらえます。
家族に安心してもらうことで、自分自身もより投資を続けやすくなります。

これからの私とインデックス投資

短期の結果より長期の安心を優先する

インデックス投資は、始めたばかりでは大きな成果を実感できません。
それでも私は、これからも10年、20年と積み立てを続けていくつもりです。
目先の利益に振り回されるより、長期的な安心を積み重ねることが自分に合っていると感じているからです。

投資で得た余裕を生活に生かす

ほったらかしで積み立てることで生まれた“時間と心の余裕”は、家族との生活や副業にしっかり回していきたい。
お金を増やすことそのものよりも、「投資を生活に組み込んで、自分の時間を豊かにする」ことが、これからの大きなテーマだと思っています。

同じ子育て世代に伝えたいこと

子育て世代で、投資を始めるか迷っている人へ。
私のように過去に失敗を経験している人でもインデックス投資なら続けられています。
「投資を始めた」という行動自体が、将来の不安を和らげる第一歩になると、私は実感しています。

次回につながる話

今回は「インデックス投資を始めた理由」を中心にまとめました。
では実際にどんな投資信託を選んだのか?
次回は「eMAXIS Slim S&P500を選んだ理由と実際の成績」を詳しく書いていきます。
より具体的な商品選びと成績のリアルを知りたい方は、ぜひ続けて読んでみてください。

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まえっちょ
まえっちょ
電装整備士
「副業×節約で入金力アップ」をテーマに、資産形成のリアルをゆる〜く発信中! 信用取引で大損 → インデックス投資に切り替え。 「地味だけど最強な資産形成」がモットーです。 過去の失敗や工夫もすべてさらけ出して書いていきます。
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