【お金の大学 改訂版 レビュー】家計改善から新NISA・副業・投資まで学べる名著

『お金の大学(改訂版)』は、両@リベ大学長による累計194万部突破の大ベストセラー書籍。2025年上半期のビジネス書ジャンルで堂々1位、単行本総合部門でも第2位に輝いた実績を誇ります。
著者の両学長は、YouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」の運営者。2025年8月時点で登録者数は約317万人、総再生回数は9億2716回にのぼる、日本屈指の金融系インフルエンサー。
この記事では、私が本書を読んで心に響いたポイントや、すぐに真似したくなった実践的な知識を体験ベースでご紹介します。特に「新NISA」「副業」「投資」といったアップデートされた情報が充実しており、「お金の教養」を今すぐ身につけたい人にピッタリの一冊でした!

『お金の大学 改訂版 レビュー』概要
『お金の大学 改訂版』は、両@リベ大学長が掲げる「お金の5つの力(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)」を体系的に学べる入門書です。
シリーズ累計は194万部突破、2025年上半期ビジネス書ランキングで第1位を獲得した実績があり、まさに「お金の教科書」と呼ぶにふさわしい一冊です。
改訂版では、以下のようなアップデートが行われています。
- 新NISA制度に対応した最新情報
- 副業フローチャートで、自分に合った副業の見つけ方が分かる
- 投資暴落への心構えや対処法
- 各種データの更新(200ヶ所以上)+ 52ページの大幅追加
全ページフルカラー、図解・イラストも多く、専門知識がなくてもスッと頭に入ってくる構成。
「お金の勉強をしたいけど何から始めたらいいかわからない」という初心者層に特に支持されています。
お金を貯める編で学んだこと
まず印象に残ったのは「お金を貯める力」。
支出の見直しは誰でもすぐできる一歩ですが、読んでみて「自分の生活にまだ改善余地があるな」と気づかされました。
サブスクの見直し
全部解約する必要はなく、満足度の低いサービスから整理するという考えに共感。
私の場合は逆に利用頻度が高いYouTubeプレミアムを一度解約 → 後悔して再加入しました(泣)
使う価値があるサービスは残すことの大切さを改めて学べました。

社会保険の安心感
病気や老後だけでなく、失業や出産まで守ってくれる仕組みがあるのは心強い。
ただ、私の場合は国民健康保険なので会社員とは状況が違います。だからこそ「もっと備えが必要だ」と改めて感じました。

節税の意識
給与から引かれる税金の仕組みを理解すると「課税所得を下げる工夫」が大事だと実感。
ふるさと納税やiDeCoをもっと活用していきたいと思いました。
全体を通して、「家計管理を徹底することが資産形成の土台」だと改めて感じました。
私も少しずつ家庭管理に挑戦していきたいです。今から楽しみ。
お金を増やす編で学んだこと
投資について、私はこれまで「株式投資や不動産投資=すべて不労所得」だと考えていました。
でも本書を読んで、その考えが甘かったと気づきました。
短期売買のデイトレードはむしろ重労働であり、精神的な消耗も大きい。
また、不動産投資も知識がなければ、ぼったくり商品を掴まされるリスクもあることを知りました。
改めて「増やす力」には、正しい知識を学んでリスクを避ける姿勢が欠かせないと感じました。
私は、長期でインデックス投資に「コツコツ積み上げていくスタイル」が自分に合っていると再認識しました。
お金を稼ぐ編で学んだこと
本書の「稼ぐ力」は、副業や情報発信の実践的な内容になっており、今の自分の働き方とも重なる部分が多く、共感できた学びがありました。
副業バレを防ぐ知識
事業所得の副業を会社に知られない仕組みがあると知って驚きました。
副業を始めたいけど「会社にバレるのが嫌だ」という人にとっては心強い情報だと思います。
SNS発信のメリット
「情報感度が高くなる」「伝える力がつく」「副業や転職で有利になる」と本書でも紹介されていました。
特に「伝える力」 は、ブログやXで発信している私自身が強く共感した部分です。
発信を続けることで、自分のスキルや思考が磨かれていくのを実感できました。
副業の本当の意味に気づいた
「稼ぐ力があれば、経済的自由に近づくスピードが速まる」(お金の大学 P225より)
この一文にハッとさせられました。
私はこれまで「投資の入金力を増やすため」に副業をしていましたが、本書を読んで「副業をする理由」がしっかり言葉として腑に落ちました。
ただ稼ぐためではなく、経済的自由に近づくためのスピードを上げる行動として副業を選んでいたんだと再確認できたのです。
まとめと感想
『お金の大学 改訂版』は、お金の基礎知識を一冊で体系的に学ぶことができました。
サブスクや保険の見直しから投資・副業まで幅広く網羅されていて、初心者の私でも「これならできる」と思える内容が多かったです。
特に、
「稼ぐ力があれば、経済的自由に近づくスピードが速まる」(お金の大学 P225より)
という一文にハッとしました。
私は「投資の入金力を増やすため」に副業をしてきましたが、実はそれこそが経済的自由への近道だったのだと改めて気づけたのです。
子育て世代にとって、教育費や住宅ローンなどお金の不安は尽きません。
そんな中で「家計を少しでも楽にしたい」「将来に備えたい」という思いを持つ人にとって、本書はきっと強い味方になるはずです。
未来の自分や家族のために、読んでおきたい一冊となっています。